事例93:多数相続人間の調整も、サリュに任せれば安心。

Aさんは交通事故でご主人のBさんを亡くし、その後の損害賠償手続きを弁護士に任せたいと考えてサリュを訪れました。その際Aさんからは、「相続人は私だけなので…」というお話を伺っていました。

サリュは、取り寄せた警察や検察の捜査記録を検討した結果、Bさんの過失が大きいことが判明しました。被害者の過失が大きいと、その過失分は加害者に対して請求できません。

そのため、サリュは、加害者の任意保険会社ではなく、自賠責保険会社に賠償請求するほうが得策と判断し、その準備に取り掛かりました。自賠責保険の賠償基準は低額ですが、被害者に重過失がないかぎり、過失分を差し引かれることはありません。そのため、Bさんのような過失が大きい事案では、自賠責保険から賠償金を回収したほうが金額的には有利になる場合があるのです。

ところが、各種調査と並行してBさんの相続関係を洗い直していたところ、法律上相続権を有する相続人がAさん以外にも複数存在することが明らかになりました。

しかも、相続人のうちの1名(Cさん)が、Bさんよりも後にお亡くなりになっていたため、Cさんの相続人にも、Cさんの相続分の一部としてBさんの損害賠償請求権が移転していることも判明しました。

そこで、サリュは、Bさんの相続人全員に連絡を取り事情を説明したところ、相続人全員の方から手続きを一括してサリュにお任せいただくことになりました。

結果、自賠責保険から3000万円超の賠償金を受領したばかりか、複雑な多数相続人間の相続手続きを一挙に解決することができました。

手続きが終了した後、Aさんからは、「私は仕事も持っているので、自分だけでは到底できないことをサリュにやってもらえた。」と、喜びのお言葉をいただきました。

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