Oさん(42歳)は、バイクで交差点を直進中、右折をしようとした自動車と衝突し、腰椎・胸椎圧迫骨折、撓骨遠位端骨折などの大怪我を負われました。
その後、Oさんは、治療が中止となった後に、後遺障害認定を受けられ、その結果、Oさんには、胸腰椎変形障害で8級、腕の機能障害で10級、神経症状で12級がそれぞれ認定され、併合7級と認定されました。
上記の後遺障害認定後、Oさんは、ご自身の事故についての賠償額がどのくらいになるのか、勤務先の顧問の社会保険労務士に試算を依頼されました。その社会保険労務士からは、「賠償額は1500万円ぐらいになるのではないか。」との回答を得られました。しかし、Oさんは、果たしてその金額が妥当なのか、念のため弁護士の意見も聞きたいと思い、サリュにご相談にいらっしゃいました。
ご相談の結果、サリュはOさんよりご依頼をお受けし、上記の認定結果に基づき相手方保険会社と示談交渉を行うことになりましたが、サリュがOさんからさらに詳しい事情をお伺いし、相手方保険会社から資料を取り寄せた上で賠償金の算出を行ったところ、なんと上記の社会保険労務士の回答額1500万円の3倍を超える金額になることが判明しました。
そこで、サリュは、上記算定根拠に基づき相手方保険会社と交渉した結果、約4800万円の示談金を勝ち取ることができました。
Oさんは『あのまま社会保険労務士さんの算出していた金額で示談していたらとても損をするところだった。このような金額で示談してくれて大変満足している。』と感謝してくださいました。