Cさん(男性・会社員)は、乗用車に乗車し、福岡県北九州市内の交差点で信号待ちのため停車していたところ、後方より追突されるという事故に遭われました。Cさんは、この事故により頚椎捻挫、腰椎捻挫のけがを負い、約8か月間の通院の末、後遺障害の等級申請を行い、頚椎・腰椎について、それぞれ、14級9号の認定を受けられました。
その後、Cさんは、相手方の保険会社から、今回の事故に関する損害賠償金について、160万3335円を支払うとの提示を受けましたが、その金額が果たして妥当なのか、疑問に思われ、サリュに問い合わせのお電話を下さいました。
サリュは、相手方の提示金額の内訳をお聞きし、後遺障害部分について、14級が認定された場合に、最低限支払われる金額である75万円しか支払わないとしていること等に着目し、相手方の提示金額は、低すぎる旨、弁護士が入った場合に、どれくらいの金額になるかをご説明しました。
Cさんとしては、ご自身が受けた身体的・精神的な苦痛に対して、正当な賠償金額を提示してこなかった相手方に対する憤りもあり、相手方との金額の交渉をサリュに依頼してくださいました。
サリュは、受任後、Cさんから、事故前年やそれ以前の収入金額をお聞きし、源泉徴収票等の資料を集め、相手方と粘り強く交渉を続けました。
結果、当初の相手方の提示額である、160万3335円の倍額以上の368万2002円で交渉をまとめることができました。
Cさんからは、相手方の言っていることをそのまま鵜呑みにして示談をまとめていたら、きっと後悔しただろう。福岡県内とはいえ、北九州ということで、距離もあり、相談しづらいかと思って当初はためらったが、相談してよかった。スピーディーな解決にもっていっていただけて良かったと感謝の言葉をいただきました。
サリュでは、お客様お一人お一人から、事故前後のご収入状況や生活状況等をお聞きしたうえで、事故によりお客様が被られた損害について、正当に評価されるよう、相手方と交渉することに日々努めています。